5月は発狂の季節!自殺が先か殺人が先か?!その原因が唖然すぎて漏らしかけた

ーこんにちは、連絡をくれたAさんですね?

「はじめましてAです」

ーAさんは過去に五年連続で自殺を図って全て失敗に終わったという事ですが本当ですか?

「はい。全て5月に実行して全て失敗に終わった大馬鹿者です」

ーそれは5月病で鬱になってしまって自殺の引き金になったという事かと思ったのですが、そうなるとそういう方は全国にいらっしゃるかと思いますが…まぁ5回は異質ですが。

「私も最初は5月病かと思いました。仕事も好きでしたし悩みもないのにおかしいと思いながらも病とはそういうものかと思ったんです」

ー5年連続の以前は異常はなかったのですか?

「それが、それ以前も4月くらいから仕事中に突然むしゃくしゃして癇癪を起こして自分の腕をボールペンで刺しまくったり机を蹴り倒したりしてしまって」


ー癇癪?むしゃくしゃの理由は?

「それが些細な事なんです。コピー機の故障とか部下の遅刻とか。普段はそんな事では怒らないのでなおさらみんなドン引きしてしまって」

ー家庭ではどうでした?

「それが…夜中に突然立ち上がって叫んだりするようになって…独り言が多くなって…死にたいほど身体がだるくなって。病院をすすめてくれた妻に癇癪を起こしてしまって手をあげてしまいました」


ーそれまで手を上げた事は?

「断じてありません。そしてですね、謝りたくてもその時の記憶があまり無いんです」

ーおかしな話ですね。やはり精神を病んでしまっていたのですか?

「ところが今年の3月にセカンドオピニオンで訪れた心療内科の先生のおかげで原因がわかったんです」

ーそれは良かった。精神病ではなくて別の原因があったのですね?興味深いです。精神の病以外でそのような症状があるなんて。どんな病だったのですか?

「花粉症です」

ーえ?ええ?花粉症?私も重度の花粉症ですがそのようになった事は一度もありませんでした

「正確には花粉症の治療薬の副作用によるものだったんです」


(写真はイメージです実際の薬とは関係ありません)

ーええええ?にわかには信じられないです

「私も驚きましたが先生に薬手帳を見せて状況を説明したらこの薬(花粉症薬)の服用を止めたら治ると言われたんです」

ー初耳です。

「これを見てください」
Aさんはあるお薬サイトを見せてくれた

服用者の0.1%〜5%(赤文字はパーセンテージ不明のレアなケースらしい)
精神神経系眠気、倦怠感頭痛、頭重感、ふらふら感、しびれ感、めまい、浮遊感、不眠、振戦、抑うつ、激越、攻撃性、無力症、錯感覚、幻覚、不随意運動、意識消失、健忘、自殺念慮、悪夢、消化器口渇、嘔気、食欲不振胃不快感、下痢、消化不良、腹痛、腹部不快感、胃痛、口唇炎、便秘、口唇乾燥感、嘔吐、味覚異常、口内炎腹部膨満感、食欲亢進循環器 動悸、血圧上昇、不整脈(房室ブロック、期外収縮、頻脈、発作性上室性頻拍、心房細動) 血液好酸球増多好中球減少、リンパ球増多、白血球増多、白血球減少、単球増多、血小板増加、血小板減少 過敏症 発疹、蕁麻疹、浮腫、かぶれ、そう痒感、血管浮腫多形紅斑眼 結膜充血、霧視眼球回転発作肝臓ALT(GPT)上昇、AST(GOT)上昇、総ビリルビン上昇Al-P上昇

ーこんなにあるの?
注・自らのPCで薬のサイトを調べましたがかなりの種類の花粉症薬の副作用説明に確かにこのような記述がありました。

「私も腰を抜かしました。そしてですね、先生の言うとおり服用を止めた翌日から症状がピッタリ無くなったんです」

ーまだ信じられないです。

「先生によると同じ患者さんがここ数年で増加しているらしいです。先生は最初は鬱と診断して処方する事もあったようなんですが改善が無い場合が多かったそうです」

ー(固まってます)

「すると花粉症の薬が切れたので飲まない日が続いた時に症状が出なかったと言い出した患者さんが何人かいて、そこから疑いを持ったらしいです」

「副作用の説明にはレアなケースと書いてます。仮に0.0001パーセントだとしても花粉症薬を飲んでいる人は何千万人もいるんですよ?この症状に悩まされている人は何人いるかと思うとゾッとします」

ー花粉症は製薬会社の陰謀だとする根強い陰謀論は未だ根強いが、まさか薬の副作用にこのような事があるとは!
Aさんは診断書を会社で見せて謝罪して理解を得たようだ(日頃優秀だったのでしょう)。
奥さんも理解示して仲良くされているそうだ。

花粉症の薬が意図的に精神異常を引き起こしているとは思わないし花粉症の薬は素晴らしい発明だとも思う。
しかし、もし貴方が原因不明の精神不安になったり友人が5月病をうったえてきたら花粉症薬の服用を確認しても損はないかもしれない。
花粉症の闇はまだまだあるのでいずれ報告します。

注意
この記事は特定の花粉症薬を限定するものではありません。